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2016年09月23日

英語嫌いの子どもが少なくなる?マザーグースの魅力!

英語嫌いの子どもが少なくなる?マザーグースの魅力!


ようこそ「マザーグース」の世界へ 鷲津名都江

ポップアップでマザーグースの詩を楽しむことが多くなり、その世界をもっと知りたいと思った時に出会ったのがこの講座のテキスト。
印象に残ったことを紹介してみたいと思います。
NHK人間講座 ようこそ「マザーグース」の世界へ
第1回 マザーグースって?
第2回 リズムと韻の魅力
第3回 クリスマスシーズン
第4回 ロンドン橋落ちる?
第5回 マザーグースとわらべ歌
第6回 みんなちがってみんないい
第7回 大人と子どもの共通文化
第8回 男と女の心模様
*マザーグースの重要ポイントである、楽しさ、面白さ、幅の広さ、そして音声表現した時のリズム感や韻の弾みやおかしさを分かり易く紹介しています。

*以下は、英語を学ぶ私にとって、大きな指標となった鷲津名都江さんの言葉です。

・イギリスでは、「マザーグース」は「ナーサリーライム(子供部屋の押韻詩)」
マザーグースは歌というよりも、英語圏の子どもが生まれてはじめて触れる英語の詩で、
しかも押韻詩なのです。
・イギリスでは、幼い時からマザーグースを聞かされ、歌い、遊んで育ち、「生まれて初めて触れる詩がマザーグース」と言われるほど、家庭でも幼稚園でもマザーグースが誕生します。
(日本語と英語のリズム)
・絵本を見ながら耳で聞いていた音とスペリングを合わせて覚えたり、単語とものや事柄とを結び付けたりと、マザーグースが母語教育での大きな役割を果たしていることはもちろんですが、もっと重要な役割は、英語の音やリズムが耳や口を通して身体に入っていくことではないか・・・
・英語はストレス・アクセント(強弱アクセント)を持つ言語…日本語は強弱アクセントを持たないピッチ・アクセント(高低アクセント)
・ストレスアクセントを持つ英語は、ストレス(強弱)がある音節とない音節が組み合わさり、力が入った後は必ず力が抜けるのです。これはまさにスキップのように弾むリズムです。
・英語圏の人にしてみれば、音に強弱がつき、弱い音は聞こえないくらいに力をぬいて言う方が通じる、つまり、英語のリズムは力を入れたり抜いたりすることにより生ずるのです。
・日本語のリズムと英語のリズムの違いは、動作で言えば歩きとスキップの違いではないか・・・
(韻の面白さ)
・韻を踏むとは、簡単に言えば同じ音の響きを繰り返すこと…
・韻を踏むことによるリズムや音の繰り返しの面白さ
「マザーグースの魅力の半分は、英語の弾むリズムや韻の調子よさ面白さにあります。同じ音の響きの繰り返しを英語の強弱のリズムとともに味わうのはとても楽しく、非常に心 地よいものです。」

「小さい頃から英語に慣れることは、ある意味で重要なことと私も思います。
しかし、英語の何を身につけることが大事かというと、単語の意味を数多く覚えることよりも、英語の強弱のリズム感を身につけることが肝心だと思っています。というのも、絶対音感は六歳ごろに臨界期(年齢的に身につく限界)があるように、言葉のリズム感も年齢の低い時期のほうが身につきやすく、年を経てからではなかなか身に付けることが大変になるからです・・・
日本語と英語の対照的なリズムを体得できたなら、英語嫌いの子どもも少なくなると思うのです・・・
マザーグースが・・・弾む英語のリズムを獲得するためにも必要不可欠なもの・・・
日本人にとってもマザーグースは非常に優れた教材・・・」

最後に、
「大人になってからでも、(゛弱音節の力を極端に抜くこと″を) 意識して繰り返し口ずさんでいるうちに、いつのまにか、かなり英語のリズム感が体の中に入り込み、英会話や英語の朗読も上達すること間違いなしです。」
と、大人たちにエールを送ってくれています。


ポップアップで、マザーグースを親子で楽しむことの意義にお墨付きをいただいたような
嬉しい気持ちになりました。
ひとつひとつのマザーグースの詩を大切にしながら、英語の音やリズムを楽しんでいきたいと思います。




  • Posted by 英語絵本読み聞かせ ポップアップ  at 22:49 │Comments(0)

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